2026年8月02日

「かなり前に入れた差し歯が変色してきた」「差し歯と歯ぐきの境目が黒ずんで見える」「グラグラしている気がする」など、古い差し歯に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
差し歯は一度入れたら一生使えるものではありません。経年劣化やお口の中の環境によって、交換が必要になることもあります。
今回は、古い差し歯を交換するタイミングや、放置するリスクについて詳しく解説していきます。
差し歯の寿命はどれくらい?
差し歯の寿命は、素材やお口の状態によって異なりますが、一般的には10〜15年程度といわれています。
ただし、以下のような要因によって寿命が短くなることもあります。
- 歯ぎしりや食いしばりなどの癖がある
- 虫歯になりやすい
- 歯周病が進行している
- 毎日の歯磨きやケアが不十分
- 定期検診を受けていない
長く快適に使用するためには、日頃のメンテナンスがとても重要になってきます。
古い差し歯を交換した方がよい5つのサイン
① 差し歯の境目が黒くなっている
差し歯と歯ぐきの境目が黒く見える場合、内部で虫歯が進行している可能性があります。
特に、金属を使用した差し歯では、金属イオンが溶け出して歯ぐきが黒ずむこともあります。
見た目だけでなく、お口の中の健康面からも早めの受診がおすすめです。

② 差し歯がグラグラする
差し歯がグラグラする場合は、接着剤の劣化や、歯の根に問題が起きている可能性があります。
そのまま放置すると、差し歯が外れたり、歯そのものを失ってしまうこともあるため注意が必要です。
歯を失うと、さまざまな問題が起きるため、早めのご受診をおすすめします。
③ 差し歯の色が周りの歯と合わなくなった
以前は気にならなかった差し歯の色も、時間の経過とともに周囲の歯と差が出てくることがあります。
特に、ホワイトニングをした後は、古い差し歯だけが黄色く見えてしまうケースも少なくありません。
自然な口元を目指すためにも、ホワイトニング後に白くなった歯にあわせて、セラミックへの交換を検討する方も増えています。
④ 歯ぐきが腫れたり、出血したりする
差し歯の周囲に炎症が起きている場合、差し歯が合わなくなっている可能性があります。
歯周病が進行すると、歯を支える骨が減少し、最終的に歯を失うリスクもあります。
歯を失うと、仮に歯周病が完治しても、お口元がきれいに見えなくなってしまいます。
歯周病は痛みなく進行していくため、症状がなくても定期的なケアがとても重要です。
また歯ぐきの腫れや出血が続く場合は歯科医院を受診しましょう。

⑤ 差し歯を入れてから10年以上経過している
特に症状がなくても、10年以上使用している差し歯は一度歯科医院で検査を受けることをおすすめしてます。
レントゲンやCT検査を行うことで、見た目では分からない虫歯や根の状態を確認できます。
古い差し歯を放置するリスク
古い差し歯をそのまま使用し続けると、以下のようなリスクがあります。
- 内部で虫歯が進行する
- 歯周病が悪化する
- 差し歯が外れる
- 歯の根が割れる
- 最悪の場合、抜歯が必要になる
早めに交換することで、歯を残せる可能性が高まります。
セラミックへの交換がおすすめな理由
近年では、古い差し歯をセラミックに交換する方が増えています。
セラミックには、次のようなメリットがあります。
- 天然歯のような自然な見た目
- 変色しづらい
- 金属アレルギーの心配が少ない
- 汚れが付きづらい
- 歯ぐきが黒ずみにくい
特に前歯は目立ちやすいため、見た目を重視する方にもとてもおすすめです。
まとめ
古い差し歯は、見た目だけでなく、お口の健康にも大きく影響します。
以下のような症状がある場合は、交換を検討するタイミングかもしれません。
- 境目が黒くなっている
- グラグラしている
- 色が合わない
- 歯ぐきが腫れている
- 10年以上使用している
「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、内部で問題が進行していることもあります。
気になる症状がある方は、早めに歯科医院で相談しましょう。
当院は、新宿駅東口のすぐそばにあり、歯科医師による丁寧なカウンセリングとお客様おひとりおひとりに合わせた専門性の高い治療を行っております。
WEB予約もございますので、お気軽にご予約お待ちしております。
この記事の監修歯科医師
石田 龍太郎(いしだ りゅうたろう)
アムール歯科新宿 歯科医師(審美歯科担当)
略歴
日本大学歯学部卒業後、日本大学にて研修医として研鑽を積み、大手医療法人での勤務を経て、 医療法人社団真歯会アムール歯科新宿に入職。 一般歯科の臨床経験を基盤に、矯正歯科・審美歯科の分野で研鑽を積み、特にセラミック治療では 患者一人ひとりのニーズを理解し、可能な限り美しい仕上がりを追求。 長期的な安定と健康を見据えた診療を心がけている。
医師紹介ページ
監修日:2026年8月
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