
セラミック治療後のメインテナンスの重要性とは
〒160-0022東京都新宿区新宿3-37-11安与ビル4F
03-5944-0418
セラミック治療後のメインテナンスの重要性とは
セラミック歯は見た目が自然で機能性にも優れた素材の人工歯です。その耐久性はセラミックの種類や日常の使用状況に左右されますが、一般的には10年以上の寿命が期待されます。適切なケアを行えば、15年から20年ほど使用できる場合もあります。
セラミックの美しさと機能を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
ここではリスクを踏まえ、なぜ重要なのかお伝えします。
セラミックと天然歯の間には微細な隙間が存在するため、汚れや細菌が溜まりやすい傾向があります。
このまま放置するとプラークが形成され、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
特に、セラミックと歯茎の境目は要注意ポイントです。
適切なクリーニングにより歯茎の炎症や歯周病の進行を防ぎます。
セラミックは耐久性のある素材ですが、接着部分の劣化や硬いものを噛むことでひび割れが生じる可能性があります。
日々の適切なケアに加え、定期的に歯科医院で状態をチェックし、必要に応じて補修を行うことで、セラミック歯の寿命を延ばすことが可能です。
セラミック歯のメンテナンスを怠ると、隣接する天然歯や歯茎にも悪影響を及ぼす可能性があります。
隣接歯への虫歯や歯茎の炎症を防ぐためにも、定期的なチェックが重要です。
口腔内のチェック
歯茎の状態や噛み合わせを確認し、虫歯や歯周病の早期発見に努めます。
必要に応じてレントゲン検査を行い、目視では確認できない部分も詳しくチェックします。
ブラッシング指導
当院の歯科衛生士が、患者様のお口の状態に合わせた歯磨き方法をご提案します。
普段固い歯ブラシを使われている方は、柔らかめの歯ブラシで力を入れすぎないように磨きます。
特に歯と歯の間や歯茎との境目を丁寧にケアしましょう。
口腔内のクリーニング
専用機器を使用して、歯石やプラークを除去します。
これにより虫歯や歯周病のリスクを軽減し、セラミック歯の美しさと機能を維持することができます。
セラミック治療後のメンテナンスは、3–6カ月に一度の頻度で受診されることを推奨しています。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、日常のブラッシングに不安がある方は、より頻繁なメンテナンスが必要な場合があります。
デンタルフロスや歯間ブラシの使用
歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れを取り除くため、デンタルフロスや歯間ブラシの使用を習慣づけましょう。
歯ぎしり・食いしばりの対策
歯ぎしりや食いしばりは、セラミック歯の破損原因となります。必要に応じてナイトガードを使用してセラミック歯への負担を軽減します。
硬い食べ物を避ける
セラミック歯の破損を防ぐため、氷や硬いキャンディなどを噛むことは避けましょう。ナッツ類を食べる際も注意が必要です。
TOP